ホワイトラインバイシクルの林です。
2019年の正月休みはMTBを乗るためにニュージーランドに行きました。
今回2度目となるNZ渡航の記録を書いていきたいと思います。

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1回目(2年前)の記事はこちら
https://whiteline-bicycle.com/blog/?p=3728

持参するバイクは「TREK  Fuel9.8」29er、フルサス、カーボンフレーム&ホイル、ドロッパーポストといった装備です。
いずれかの競技に特化していない「1 Bike for ALL」なマウンテンバイクですが更にコンポーネントをSRAM1×12からシマノ2×11に換装、トレンドに反しますが舗装移動も多く、そういう走行も好きなのです。

2019 TREK Fuel EX 9.8

2019 TREK Fuel EX 9.8

今回も主に走るのは北島のロトルア 「Whakarewarewa Forest/The Redwoods」のトレイルです。
https://riderotorua.com/index.php
160km以上のMTBトレイルがあり、山の中腹から山頂付近までシャトルバスによる輸送も行なわれています。
私たちが行った正月はクリスマスホリデー期間なので、毎日朝から晩まで約15分間隔でシャトルバスが走っているのですが、ダウンヒルパークではなくトレイル(山)なので、基本はシャトル無し、使用しても色々なトレイルに行くには自走でのヒルクライムがあります。
そのような環境なので、自走登りの後でDHトレイルが長く続く、山の上のほうにあるトレイルは29erフルサスバイク率がとても多く、Fuelシリーズも十数台いて、バイクの買換を検討しているライダーにFuel EX9.8について話しかけられることもありました。
ちなみに、山の上エリア以上に数多くトレイルがある山の下のほうでは、ハードテールバイク、Vブレーキ、20インチキッズ、26インチ等々、老若男女色々なライダーが100人規模で、毎日思い思い楽しんでいます。

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今回はさらに、隣の町「タウポ」にも足を伸ばし「Great Lake Trail」を走る予定です。(変更してCraters Mountain Bike Parkに行きました)
https://www.biketaupo.org.nz/index.php

夜8時を過ぎてもまだ明るいので、昼から7時くらいまで走る日が多かったのですが、スーパーマーケットと飲食店以外は5時過ぎには閉店するので、バイクショップなどへは午前中に行かねばなりません。
ショップのある町の中心部からトレイルヘットまで自走で20分くらいなので、
夕方6時くらいにトレイルの中で仕事終わりのショップの店員さんに再会したりしました。

今回私たちの泊まった宿は、街の中心部の戸建てになっている2階建です。
屋外にホットタブとテラスがあり、バイクも余裕を持って置けます。

戸建タイプ2階建て

戸建タイプ2階建て

成田からのNZ到着地、オークランドでレンタカーを全日程借りました。
NZは左側通行 右ハンドルで、制限速度は街中50km/h郊外100km/h、北海道の郊外50-60km制限が100km/hになった感じです。
ランナバウトだけイメトレしていけば大丈夫ではないでしょうか。
借りた車は日本で使用している車と同じトヨタHiluxですが、ウインカーの動作が違います。
日本仕様では、軽くレバーを操作した際ホールドしている間だけウインカー点滅するのに対して、1アクションで3回自動的に点滅します。(日本でもBMWとかそうですよね)
これ、ランナバウト対策なのでNZでの運転にはとても便利です。

オークランドからロトルアまでは距離約250キロ、3.5時間くらいのドライブです。
道中は、帯広近郊か美瑛-富良野間のようです。
牛だらけ。
車同じだし海外感は0です。
ロトルア近づいてきたら温泉地なので硫黄の匂いがします。
登別に近づいた感じです。

牛、空、100キロ

牛、空、100キロ

時間が戻ってしまいますが、入国地オークランドで荷物を一つ紛失しました。
ターンテーブル(carousel)から1つ拾い忘れたのです。
経緯は、バイク+装備を運ぶ為 重量超過(23kg以上)により超過料金がかかってしまいます。
そのため追加受託荷物料金を事前に購入して、預ける荷物を2個に、各々23kgまでノーチャージになるようにしたのですが、 日頃、荷物を少なくするスタイルなので、バイク箱をピックアップして2個目の荷物のことを失念したのです、失敗。

(ちなみにプレミアムエコノミークラスは受託手荷物の個数がそもそも2個なのですが、シートの価格差はそれ以上なので・・・。)
検疫後ロビーに出てから気がつき、空港脇に入り口がある手荷物セクションに行って持ってきてもらうようお願いしたのですが見つからず、時間が経過して、盗まれた可能性があるとのことで、次の予定を優先してロトルアに向けて出発したのです。

バイクだけ拾って安心している瞬間

バイクだけ拾って安心している瞬間

無くなった物は私の全ての服と妻のヘルメット、サングラス、コンタクト等でした。
これによって、買い物をする必要に迫られたわけで、バイクショップ&デパートにGOです。

②に続く