ホワイトラインバイシクルの林です。
これは自分が2019年から乗っているMTB、Fuel EXの後スプロケット(11-42 11速)について、作業例というより消耗品の実際と交換タイミングについて参考になればと書きました。


大きな差があります。富士山型だった歯先がとんがっています。
これくらい減ると、新しいチェンとの組み合わせで “スキップ” いわゆる歯飛びを起こします。
このスプロケットは、2023年の1月4日にニュージーランドのショップで交換してもらい、2シーズン使用しました。
順番待ち 作業スペースまで入れてくれました!
摩耗を事前に把握して、交換品も確保していたのですが、急ぎのお客様にお譲りしたところその後半年以上入荷せず、減ったままnzで走り出したのですが、3日目で完全にスキップしてしまいました。
日本では入手できなかったので期待薄にショップに行ったところ、1個在庫有。
もっとも自分はフロントダブルギヤで11速の11-42という、最近のバイクでは使っていない仕様だったので売れ残っていたようです。
多くのバイクが使っている12速10-51とか10-52が手に入らなくて困っていると話していました。(2023年1月の話です)
使用2シーズン1000km超で交換というと、減りが早すぎると感じるかもしれませんが、MTBは多様な環境で走行できるため乗り手によって極端な差があります。
私は多くの場合シングルトラックを自走で登って下るので、そこそこ急な坂をだらだら登るためにLowギヤを多用します。
そして、シマノXTのスプロケットはLowギヤ素材がアルミなので摩耗が速いです。
昨年終盤は何とかスプロケットを交換せずに乗り切りたかったので、フロントインナーギヤを早めに使用して、スプロケットは出来るだけLowを使わないようにしていました。
2枚目3枚目はそれほど減っていません 新品 歯の形が歪なのは変速の機能です
2024年は、このMTBで700kmほど走りました。
2025は400km位になりそうです。
1000km位使えるとして、部品の確保は2026年の後半に行なおうかなと計画しています。
皆さんも、消耗部品を交換した距離などを記録しておくと、大体の交換周期が予想できるので、記録、アーカイブ、おすすめします。
“自身のバイクと走行環境”というのが、精度を高める条件です。