スタッフ暁子です。
スキーネタが続きますが、2/23(日)に道東の遠軽町~湧別町間で開催された「湧別原野オホーツクXC」の大会に参加してきました。
国内最長80kmのコースを誇るこの大会ですが、「過去に例がないほどの少雪」により、コース後半の24kmのみを使用したレースに短縮されてしまいました。
(80km、56km、22kmの3クラスが24kmコースへ統合、他に10kmと3kmのクラスがあります。)
昨年も短縮レースだったので、2年連続です。
残念ではありますが、中止にならず良かったです。

まずはワックスから頑張ります。木曜日のお休みの日に、1日仕事でレースワックスを塗り込み。今年はそんなに冷えこまない予報だったので、ガリウムのブルー一択です。

そして、前日土曜日にJRで遠軽へ移動。観光客が増えているため列車は満席!
スキーの時は荷物が多いので、なかなか大変です。

午後3時ごろ遠軽につき、駅前の宿にチェックイン。近所の生協で食料を買い出ししたら、あとは宿でのんびりします。

大会当日は普段より早起きです。そのため早い時間に寝たいのですが、なかなか寝付けないことが多いです。
今回は夕食を早めにとった後、徐々に部屋の明かりを落としてみました。そうすると21時過ぎには眠くなって、しっかり睡眠をとることができました。

翌朝は5時起き。天気は概ね晴れ。早めに起きて朝食をしっかりとります。
今年は距離が短いのでジェルなどの補給は用意せず、ボトルもなし。スタートは9時半、おなかがすくと困るので、スタート前に軽く食べられるようヨモギ饅頭を1個用意。スタートまでの水分補給にはスポーツドリンクを柔らかいフラスクボトルに用意。(200cc位) 飲み終わるとコンパクトになるので、これはとても良かったです。
ウェアはアンダーにオンヨネのブレステックPP上下(汗冷えを防ぐ機能と断熱に優れています。弊店で取り扱い有)にウインドブレークのジャージ上下。ウールのソックスにロブスターグローブ。
日の出後に放射冷却で結構冷え込むのですが、過不足なくちょうど良い感じでした。
7:30のバスで近くのスタート地点へ移動。今年は本当に雪が少なくて、スタートレーン以外の場所は土が見えていました。

受付をして荷物を預けたりヨモギ饅頭を食べたり着替えたりしているうちに、あっという間にスタート時刻に。スタートレーンに入ります。
この短縮コースはスタート直後からコースが急に狭くなるので、注意が必要。
昨年は左端に並んでちょっと上手くいかなかったので、今年は若干右寄りに並んでみました。

9:30に一斉スタート!速い選手たちはスタートダッシュでどんどん前へ離れていきます。
コースが狭まった先で、周囲で数名転倒者がでましたが、巻き込まれることなくなんとか数名の集団に落ち着きました。
風は向かい風。自転車と同様、前を走る選手が一番空気抵抗を受け、後ろについているほうが楽ができます。
遠軽から湧別までのワンウェイコースで、残り5kmの折り返し地点まではほぼ真っすぐ。前半は先頭を滑る時間が多かったのですが、途中から男子選手2名と先頭交代で回すことができました。
コースの方は、雪不足の中関係者の方々が雪を入れ、丁寧に整備してくれており、最後まで快適に滑ることができました。
圧雪車がくぐれない低い橋の下など、凍って荒れているようなところもきれいにならしてあり、感謝です!
残り1kmを切ったゴール直前の下りで、すぐ前にいた10kmの選手が転倒。ドキッとしましたが接触せずに無事ゴール。
9時半スタート、11時前のゴールでそれほど空腹ではないのですが、ゴール地点の給食がいつも楽しみなので、今年もうどんと甘酒をいただきました。

走っている最中は自分の位置が全く分からないのですが、ゴールしてみると女子の2位に入っていました。びっくり。
この日も遠軽泊にしていたので、シャトルバスで宿に戻り、夜は一人で「酒場放浪記」をすることに。(吉田類が好き)

1軒目は「ぼうず」さん。若いスタッフが多い活気のある居酒屋さんでした。
ビールはサントリー、お料理もおいしくて腹ごしらえバッチリ!
2軒目は駅前の「〆乃舎」さん。生ビールがソラチ1984とクラシック!日本酒も豊富!とツボを押しまくる素敵なお店。私も道東出身なので、女将さんとJR北海道や道東の未来について等々、語り合ってしまいました。
日本酒が効いて、放浪は2軒で終了。呑み過ぎはいけません。
翌朝は、昨年も訪ねた喫茶「チロル」さんでチーズトーストをいただきました。
中は広くてレトロな雰囲気。こちらも素敵です。
遠軽は大きい街ではありませんが、魅力のある個人店がたくさんあります。
11:41発の「きたみ」に乗り、旭川で特急ライラックに乗り換えて帰札しました。復路の旅のお供は、杉浦日向子とソラチ1984。
札駅構内のスタンドでもソラチ1984。
普段1人旅の機会はなかなかないので、大会参加はもちろんですが旅先のお店での食事やお酒、会話などが心の底から楽しかったです!
良い旅でした。
帰宅後は、本物の「酒場放浪記」を見ながらまた一献。
なんだか後半、ダメな人感が出てますね。
ともかく、湧別の大会が終わると気分も季節も春です!
3月は、予報では雪解け早めのようですよ。
自転車乗りの皆さん、乗り出し前の点検、整備はお早めに。
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