毎年恒例だったのが、昨年は大雨被害で帰りの特急オホーツクがしばらく運休してしまった為、決行できなかった「帰省ライド」。
今年は復活させました!スタッフ暁子の実家、北見までの300km一気走り、7/5の水曜日に行ってきました。
今年は天気が良くない日が多く、晴れ予報でも急変したりと天気が心配だったのですが、結果的に当たりの日でした。 湿度は高いものの、曇りで直射日光は殆ど受けず、気温も予想よりは高くなく、まったりと走れました。
今年は、暁子が右ひざ内側の調子が思わしくなく、負荷を上げると痛みが出るためゆっくりペースを保ちました。時間はかかりましたが、結果的に疲労も少なく、変な痛みが出ることもなく、お尻の皮も無事でゴールできたのでよかったです。長距離走のコツ、ひとつの答えを見つけた気がしました。
さて、出発は朝3時なので2時起きです。前日少し早めに就寝できたため、スタッフ暁子はすっきり目覚め。店長林は眠そうです。外はまだ真っ暗。 朝食はアンパンとツナサンド。超早朝なので軽めです。目覚ましにホットコーヒーを1杯。身支度を整え、自宅前をスタートしたのが3時15分でした。
バイクは、店長林が店の試乗車EMONDA ALR4(56cm)にKSYRIUM SRのホイール、暁子はEMONDA SL6(56cm)にKSYRIUM ESのホイールです。
フロントライトは、店長林がLEZYNE POWERDRIVE(旧型でバッテリー交換可能、替えバッテリー1個用意)、Knog Blinder1、暁子がLEZYNE MACRODRIVE(旧型)とBONTRAGER ION350R、(予備に旧MICRO DRIVE)、BONTRAGER GLO USB。
リアライトは店長林がKnog Blinder4とBONTRAGER FLARE R、暁子がKnog Blinder MOB です。
装備はフロント三角バッグ、サドルバッグに補給食、WGHProたくさん、鍵(CROPSスパイダーX)、モバイルバッテリー、コード、等。
背中ポケットに財布、携帯、家の鍵、虫除け。
携帯ポンプはフレームにセット。
水は店長林がダブルボトル(真水とスポドリ)、暁子は1ボトル(真水)、ツール缶、キャメルバック(スポドリ)を背負いました。
着替えと輪行袋は、ゴールが実家という利をいかして先に送りました。
3時15分スタート。まだ暗いのでフロントライトはしっかり点灯します。リアは長時間持つエコフラッシュモードで。
最初はついペースを上げがちですが、長丁場なのでゆっくり。
337号線に出たあたりでもう明るくなりました。フロントはGLOのフラッシュのみにします。リアは点滅のまま、最後まで点けっぱなしでした。
275号線を淡々と走り、5時半に月形セブンイレブン到着。 トイレを借りて、小腹が減ったのでサンドイッチ1パックを半分こします。湿度は高いですが気温はまだ肌寒い位。天気は曇りのままです。
6時半、鶴沼道の駅に到着。ここでWGHProを1包。ひざは痛いような痛くないような微妙な感じなので、ギアを上げるときは回転が上がってから、信号で止まる際はギアを軽くして漕ぎ出しの負荷を減らす、などかなり丁寧な走りを心がけました。
途中で滝川のサイクリングロードを走ったりして、12号線へ出ます。8時20分、ライスランド深川に到着。ここで大休憩、 朝ごはんを食べます。
この時点で100kmほど。すごくお腹がすいたので、しっかり補給! そして9時に出発。
いつもは途中でカムイコタンまでの短いサイクリングロードに入りますが、今回は12号線をまっすぐ旭川まで。市街地で若干道に迷いましたが、無事石狩川のサイクリングロードに入りました。この辺りから少し向かい風基調に変わりました。
旭川で大体150kmぐらいです。今年はペースを押さえているのと、曇り空で日差しが少なかったためかいつもより疲労感が少なく、ひざも痛くなくなり快調!でした。
しばらく進むとトイレと水飲み場のある休憩所に着きました。時間は11:52。ここで、大福1個とWGHPro1包を補給。
この時間帯は日差しが出て、結構暑かったです。水が出るので、ボトルの水を冷たいのに入れ替えて、出発。
13時、 パークゴルフ場のある愛別さくら公園に到着。ここでサイクリングロードが途切れるので、国道39号線に出ます。WGHPro1包補給。
国道39号線を進み、13時半、北の森ガーデンに到着。札幌から180kmほどの地点です。ここで大休憩、お昼ご飯です。暁子はカレーうどん、店長林は限定10食の舞茸そばにしました。以前に食べたうどんよりコシが強くなった気がします。おいしかったです。
しっかり食べて、休憩して出発。
39号を少し進むと右手に旭川層雲峡自転車道の入口があります。
入口に「熊出没注意」の看板…。このあたりは野生動物が多いのでちょっと怖いですね。
途中、熊には会いませんでしたが、マムシには会いました。
この道はあまり長くはなく、また39号に出ます。
暁子はこの区間がガックリ疲れが出ました。なんだかスピードが上がりませんでした。
層雲峡の奇岩を眺めながらゆっくり進むと、セブンイレブンがあるので、ここで休憩。15時半です。
冷たいブラックコーヒーがすごく飲みたくて、ちょっと大き目のボトル缶を買いました。あとはガリガリ君アイス、気付け?にミンティアのドライハード、求肥入りどら焼きを購入。
どら焼きはサドルバッグに収納。
このあたりはブヨが多いので、虫除けが役立ちます。
コーヒーが効いたのか、単にハンガーノック気味だったのか分かりませんが、この休憩の後は妙にシャッキリ元気になりました。
これから石北峠にむかって登り。トンネルも続きます。
トンネルの中は路面が悪かったり、水が出ていてドロドロだったり、コンディションが悪かったです。
登っているうちにまたお腹がすいて、途中でさっき買ったどら焼きを食べました。
食べても食べてもお腹が減って困ります。
例年、石北山頂ではバトルになりますが、今年はバトルなしの同時ゴールと約束してゆっくり山頂へ。17時40分石北頂上到着!ケンカなしです。
ちなみに、石北の登りのSTRAVA記録をあとで確認したら、なんと同タイムでした!
残り70kmほどです。ここから長い下りが続きます。慎重に下っていると、途中で店長林がパンク。18時頃です。
金属片のようなものが刺さっていました。まだ先が長いので、念を入れてタイヤの裏側にパッチを貼り、チューブ交換。10分ほどで復帰です。
峠を下りきった後はずっと平地が続きます。この辺りから向かい風がかなり強くなりました。
私たちは基本的にあまりトレインを組まないのですが、ここは先頭を交代しながら走りました。
石北の下りまでは随分余力が残っているように感じていましたが、この向かい風ですっかり疲労がきて、19時に温根湯道の駅に着いたときは例年と同様の疲れ方になってしまってました。暁子は肩こりと手がしんどかったのですが、足は変な痛みなどはなく疲労だけで、調子は良かったように思います。お尻の痛みも今回はあまりなく、座っているのがしんどいことがなかったです。
温根湯を出ると、残りが35kmほどです。大分暗くなったのでフロントライトを点灯、出発して少し立つと完全に暗くなりました。縦に並んで走ると、後のライダーのライトが前にいるライダーの影を前方に出してしまい、路面が見えにくくなります。出来るだけ影を出さないよう色々工夫して走りました。
最後に出てくる緑ヶ丘霊園への登りからアップダウンをいくつか越すと、やっと実家にゴール!今年は向かい風が効いたのか、今までで一番時間がかかりました。20時55分到着です。
母には、疲れ果てて何も食べられないかもしれない、と伝えていたのですが、こんなにご馳走を用意して待っててくれました。胃腸の調子も絶好調でもりもり食べられました。走った後のビールはやっぱり最高ですね!
翌日は特急オホーツクで輪行して帰りました。