スタッフの入江です。
車検で実家に車を置いてくるついでに 札幌まで自転車で帰ってみる(実家は自動車修理工場です)

7月1日

11:00車でのんびり函館に向かう

17:00頃到着し30年以上通っている床屋で散髪  実家に着いて父に車検を頼もうと思ったら 車検証見たかと聞かれる・・・  ?と思い 確認すると平成27年8月と書いてある  フロントガラスに張ってあるステッカーしか見てなかった・・・  そっちは平成26年8月なのだが・・・ やっちまった!  まあ ここは函館 来てしまったものはしょうがない  函館から札幌 自転車で行ってみたかったので実行しよう  そして木曜には車持って帰ろう。

(林補足) 数週前から準備してたのにぃ

実家に車を置いて 幼馴染がやっているお好み焼屋まで自転車で行く (スペシャライズド スタンプジャンパー26 タイヤは1.75スリック)

(林補足) TREKバイクでないのは許してやってください、そのうちね

20:00から友人達と食事 前日にメールして集まったのが 40前後の独身4人 幼馴染も独身  そんな5人で末期的な会話で盛り上がる  2~3時間で帰ろうと思っていたのが 1時過ぎまで話し込みいい加減帰れと言われる  帰ろうと思いライトをハンドルに取り付けようとして 落として壊す

なんて日だ!!!

(林補足) 彼は飲まないのですよ!僕なら24時間後出発だなぁ

トンネルもあるし スタートが遅れるのも嫌だ  北斗市のドンキホーテが2:00まで営業・・・  急いで行ってライトを買う

現在2:00 実家まで30分・・・3:00~4:00には出たい  帰っても多分寝れない

ウエアが入ったザックをたまたま持って出ていたのでそのまま出発  できるだけ身軽にしたかったがしょうがない  そして着替える場所がない  夜2:00のコンビニでレーパンに着替えるのも気が引ける  かといってその辺で着替えるのもどうなんだ?  今日 7月2日は40歳の誕生日  そんな日にあまり下手は打ちたくない

大沼の駐車場に広いトイレがあったのでそこで着替えることにする

さすがにジーパンで走ると汗を吸って走りにくい  10kmほど走り大沼到着 早速着替える  汗を吸った服が思ったより重い  ちょっと寒いがまあ走れば暑くなるはず

そこから八雲まで順調に進み 4:30コンビニで補給していると 実家から電話   「何してるの」  母からの問いに 「今 八雲」と答える 「馬鹿じゃないの」の言葉とともに電話終わる

(林補足) 僕も言われた経験有り

7:00長万部 約100km 何か余裕?予想より早い イイ感じだ ご褒美に かに飯が食べたい 「ドライブインかなや」もやっていない  長万部駅前にも店があったはずだと思い行ってみる  あった だが8:00開店・・・ 駅でトイレなどを借りて1時間待つ  そしていつも思う かに飯に同居しているぬるいミカンてどうなの?と

腹を満たして 長万部の長い直線道路突入  長い そしてつまらない  ただ風が強くなくて助かった

静狩に入るころ体が結構やられてきた

ケツが痛い    まあそんなところだろう
首が痛い  荷物持ちすぎ
左ひざ   ちょっと違和感

そして 静狩で上りの片側交互通行に遭遇  落ちてきた体力で全力を出すので結構削られる  トンネル怖い  大型トラックが横を通る時には壁に手をつけて止まり ところどころ休憩をはさみなんとか峠を越える

洞爺で輪行?と思いつつ 13:00過ぎルスツ到着

(林補足) ルスツリゾート山頂でメール来ました

余裕があれば 店長達がルスツのマウンテンバイクコースにいるはずなので 行こうかと思ったのだが そんな余裕は微塵もない!!

なぜなら

いたるところが痛い

ケツ  もげそう
首   痛くてなまら重い
左ひざ  針刺さってるみたい
手    痺れてきた
すね   筋肉?つりそう

浪越徳治郎像の横のあずま屋で休憩  押してもらって命の泉でも湧かせて欲しいものだ

重たいジーパンを袋に入れてカギと一緒にハンドルに掛けてみた  ちょっと楽かも

支笏湖方面に行くか中山峠方面に行くか迷う  中山の上りの最後のトンネル怖いから 支笏湖のほうに行きたいなと思っていたが ぼーっと走っていて道を曲がり損ねる

「これは中山に向かえということであろう」

戻るのがしんどいのでそう思うことにする

シリと首が痛いので 少し進んで 降りて  サドルにザックをかけて押すを繰り返す

中山の頂上近に近付き 1番怖いトンネルに差し掛かる 左の急カーブで見通しが非常に悪いので 手前で休んで 今出来る最高速で上る  悲しいほど遅い 後ろの車ごめんなさい

16:30頂上になんとか到着 燃え尽きた感がある  後は下るだけだ

町中に入って 首が痛くて 何か吐きそうなのだがすごい空腹なのはわかる

ご飯大好きなので吉野家を目指す  豚カルビ大盛りを食べたが何か物足りない  牛丼並を追加  カピカピに疲れたおっさんがこんなに食べたと思わなかったのか  店員に1杯ですよね?と聞かれる 2杯ですと出来る限りの笑顔を作って答えた

19:30部屋に着く 260km 約17時間  まあマウンテンだとこの位かなと予想していたが疲れた

(林補足) ここから後を知ったのは1週間後でした。

23:55の高速バスで函館に行こうと思っていたが 寝ないで17時間 さすがに目が覚めなかった 明日の朝にしよう

7月3日

8:00高速バスに乗って函館に向かう

途中の有珠のPAで在来種のたんぽぽが沢山咲いていて驚く そういえば西洋たんぽぽあんまり見なくなった気がする

13:00桔梗駅に到着  実家まで1時間ゆっくり歩いて帰る  歩きながら体の状態を確認したが 思ったよりダメージは少ないようだ

実家について犬と戯れ 隣の叔母の家に行き仏壇に線香をあげる

15:00札幌に向けて出発

20:00札幌着 なんだ3日で札幌 函館2往復・・・

 

まあ   「車検証はちゃんと見る」 「背中の荷物はなるべく少なくする」

ということに気付いたので 良しとしよう・・・!?