こんにちは、ホワイトラインバイシクルの林です。
このブログでは”私がMTBサイクリング中に携行している工具”について案内していきます。

きっかけは店頭での工具選びのお手伝いの際に、画像を併用してご案内できたら分かり易いかなと思ったからです。

MTBサイクリングといっても色々スタイルがありますが、私の場合はban.Kなどの整備されたコースに行くときや林道的なところを長距離走るとき、ゴンドラを使った下り遊び、いずれの際も持ち歩く工具は基本的に変わらず、ツールをまとめたポーチをバックパックの中に放り込んでいます。

deuter(ドイター)Tool Pocket ¥3.300


そもそもコース近くに車を置ける環境で携帯工具を持ち歩く必要はあまりないと思いますが、MTBに乗る格好としてなじんでしまったので、工具以外の財布や車のカギ、スマホなどを含めて、ほとんど同じバックパックを背負ったスタイルで乗っています。
保護機能付きのバックパックではないのですが、背中保護への期待もあります。
たまに背負わず走ると背中がさみしいです。
因みにロードバイクに乗る際は何も背負いませんので、次の機会にロード編も書けたらと思います。

ポーチ内は以下のようになっています。
スペアチューブ、空気入れ、タイヤブート2種、チューブ用パッチ、チューブレス修理キット、タイヤレバー、バルブコアツール
チェンカッター、チェンコネクター、ニップルレンチ、携帯ハサミ、6角レンチ各サイズ
ニトリル手袋、ウエス

こうしてみるとタイヤ関連の工具が多いです。
実際のトラブルも、特に事前に防ぐことが難しいのがパンクを主とすることが多いと思います。

各々の工具について、選択の経緯などを書いていきます。

・スペアチューブ  普通のブチル、TPUにして軽量化を図りたい気持ちもあるがドロドロの中での交換時など不安がある。
・空気入れ MTB用の太い物、低圧大容量。
・タイヤブート2種 大きくタイヤが裂けても低圧なMTBならブートを当てて走行継続できる、ゴツイ方はロード決戦タイヤの残骸。 
・チューブ用パッチ 軽いから何となく持参。
・チューブレス修理キット スタンズシーラントと反応するダートツール
・タイヤレバー 一般的な樹脂製を2本、自分の環境は無くてもタイヤを外せるけど一応
・バルブコアツール これは必須、バルブコア緩みを起因にするトラブルは近年増えています。

・チェンカッター 使用する状況になりたくないのですが、ごく稀に無いとどうしようもない事が起きる。(時間も含め復旧は面倒なので)チェンに負担をかけない変速が身についているので自分のバイクに使ったことは無い。
携帯工具一体型は作業性が悪いため単品工具を選択。
・チェンコネクター チェンカッターを持つなら必須です。自分はシマノ11速ですが他の段数用も持っています。ピンではなくコネクターになったのはとても良い事です。雨天ドロドロ油だらけ環境でも確実につなぐことができます。

・ニップルレンチ 自分のホイル(ニップル)のサイズしか持っていません。
・携帯ハサミ LEATHERMANの小さい5徳です。なにかと活躍します。
・ニトリル手袋とウエス これの有無で作業後の気持ちよさがとても変わる。

・6角レンチ各サイズ 自分のバイクに必要なサイズの単品工具を持っています。仕事で使用するグレードの物です。
セット工具だと使用し難い場所があるので単品です。
重量を含めた携行性も良く、なんといっても仕事と同じ工具を使うので不安がありません。(紛失すると業務に支障があるので仕事用と分けています)

後ポストマウントも鬼門のひとつ
ポーチを含んだ工具類の重量は782gでした。


リュックの中、工具ポシェット以外の持ち物は気温や距離によって変えています。
暑い時期はNalgeneの1Lボトルに真水を持つことが多いです。
距離を長く走る、行動時間が長い時は0.5Lボトルに行動食としてシリアルやナッツ等を入れてサイドポケットに。
最近は虫よけスプレーも携行しています。(マダニに潜られた経験から)

おおむねこの格好で乗っています。