さて、翌朝。いよいよライドの始まりです。
NZワインは酔い覚め爽やかなのですっきりと目覚め、まずは朝食をいただきます。
宿はキッチン付きのコンドミニアムを選んでいるので、基本自炊です。
外食は結構高いので節約できるところは節約。
走っている間は補給食しか食べないので、朝はしっかりと食べます。
コーヒーはトイレが近くなるのが嫌なのでデカフェをチョイス。
後片付けまで済ますと出発が昼近くなりますが、ロトルアの夏は日が長いので大丈夫!夜9時近くまで明るいので、地元のライダーは仕事を終えた後に走りに出かける人も多いようです。
今回の旅のメンバーの内2名は、現地でE-MTB(TREKのフルサス「RAIL」)をレンタルしました。
元々日本でRAILに乗っていらっしゃるのですが、バッテリー容量が大きい為飛行機に預入れができません。
レンタルバイクは街中のバイクショップやトレイルヘッドにあるカーパークでも借りることができます。
ロトルアのトレイルは登りも結構多く、登りが楽で下りの楽しさが損なわれないE-BIKEはとてもマッチします。
移動時もバイクの大荷物がなく身軽になるので、これから行かれる方は選択肢の一つに入れても良いと思います。
ロトルアのトレイルは全て難易度別にグレード分けがなされています。
(以下はロトルアのバイクショップ「RIDE ROTORUA」さんのWEBから日本語訳で引用させていただきました。)
グレード1~ グレード2 :簡単で楽しい、初心者向け
グレード3:中級のスキルが必要、急な斜面、露出した根、小さなドロップ
グレード4:上級者向けで、急なセクションや急なエッジへの露出など、いくつかの挑戦的なセクションがあり、高いスキルが必要。
グレード5:専門的なスキルが必要。避けられない非常に技術的に難しいセクション、ドロップ、挑戦的なキャンバー、ルート、ドロップ
グレード6:極端なダウンヒル/フリーディトレイル、これらのトレイルに乗るために必要な専門的なスキル
各トレイルの入り口には看板が設置され、名称とグレードが明確に表示されています。
自分のスキルに合わせてグレードを選び、トレイルをつなげて走りまくることができます。
私たちのスキルだと、グレード3まではとても楽しく走れ、グレード4はちょっと緊張。グレード5以上はスキルが足りず危険なので入りません。
トレイルを調べるのには、「TrailForks」というアプリが大変便利。
トレイルの名称、入り口と出口、一方通行か双方向か、グレードなどが全てわかるので、方向音痴の私でも自分が今どこにいてどこに向かうべきかが良くわかります。
ライド1日目と2日目はファカレワレワのトレイル。
グレード2~3をつないで両日とも約34kmづつライドしました。
これから行かれる方の参考になるかもしれないので、走ったトレイル名を書いておきます。
1日目 宿から自走で、走ったトレイルはkid’sloop〜creek〜piglet〜pig〜turkish delight〜challenge〜rockdrop up〜soakhole〜titokorangi〜challenge roadside〜dipper〜tahi〜forestroop(arepa weherua)〜new exit 約34km走行。比較的平らなところから足慣らしをして、登って下ってを繰り返す感じで走りました。
2日目 この日も宿から自走 dodzy skillspark〜challenge~waipaカーパークに戻ってtahi〜 forestroop(arepa weherua) 〜soakhole〜一旦skillsparkまで下ってmokopuna trail〜as you do〜titokorangi〜new exit 約34kmのライド。前半はゆったり登って下り、後半は激登りとスピードの上がる下り。
ライドは5名一緒の時もあれば、2組に別れる場合もあり、その時によってまちまち。
ロトルアは比較的治安が良いのですが、単独行動はやはりリスクもあるので、単独にはならないようにだけ注意しました。
宿には庭に温泉プールがあり、ライドから帰ってきたらプールに飛び込む毎日でした。温かいプールで軽く泳ぐと良いリカバリーになり、疲労軽減にとても効果的でした!旅先ならではですが、贅沢なリカバリーです。
ライド2日目の夜ご飯は、中華レストラン「oppies」のテイクアウェイ。フィッシュアンドチップスやマッスル貝のスチームなど、美味しくてボリュームがあり外食よりリーズナブルなので毎回1度は必ず利用しています。
ビールとNZワインが進んで困ってしまいます…。