8/5,6の土・日に、ニセコグランヒラフスキー場にてダウンヒルシリーズ#4 NISEKO Grand HIRAFU が開催されました。
初めて北海道に上陸した、SLmedia主催のダウンヒルシリーズ戦。
是非盛り上げたいと思い、 私達はダウンヒルバイクを持っていないのですが「XCバイククラス」があると聞いて、選手として出てみることにしました。
ニセコヒラフのコースは岩が多くタフなコースですが、昨年から何回か遊びに行っていたので、自分のバイクで降りてこられることは確認済みです。
店長林は140mmストロークのREMEDY9.8、スタッフ暁子は100mmストロークのSUPERFLY100ELITEで参戦。
スタッフ入江はマーシャルとして協力しました。
8/5は試走とタイムドセッションです。タイムドセッションとは予選のようなもので、翌日の本戦のスタート順を決めるためのタイム計測です。タイムドセッションにもポイントがつくため、上位の選手たちは攻めすぎて怪我をするわけにもいかず、手を抜きすぎるわけにもいかずと、ここから駆け引きが始まります。本戦では、各クラス、タイムドセッションのタイムが遅い順からスタート(リバーススタート)します。
2日間とも天気は快晴!北海道らしいカラリとした陽気です。
会場は沢山の道内ショップのブースが出ており、にぎやかでお祭りのようでした。
その場にいるだけでワクワクします。
大会のコースは、前半は常設コースのまま、後半はルート変更がありました。
変更があった部分を中心にじっくり試走します。同じコース上に北海道のベテランライダーや道外から遠征してきたPROクラスのライダーもいるので、邪魔にならないように…と緊張しましたが、皆さん上手く追い越していただいてホッとしました。
13:00までが試走、13:30からタイムドセッションです。XCクラスが一番先にスタート、1番走者は店長林。2番走者が暁子でした。3番手4番手は道内TOPクラスの若手XC選手です。途中で追い越されるかと思いましたが、ギリギリ(本当にギリギリ!)追い越されずゴール。
ゴールゲートの真下にでっかい溝があり、これが怖くて最後スピードを上げられませんでした。速い選手たちはきれいに飛び越えていきます。
国内TOP選手のスピードは、もう信じられないレベルでした。なかなか見られるものではないので興奮しました!
タイムドセッションが終わった後、PROクラスの選手と一緒にコース解説を聞きながら1本下る、というイベントがありました。
店長林、暁子ももちろん参加。ライン取りやコツ(ヘソ!と言ってました)を教えていただき、とても勉強になりました。
ホテルニセコアルペンのお風呂に入って汗を流し、宿にチェックイン。この週末は倶知安町で「じゃが祭り」が開催されていたので、夜はお祭りを見てきました。
行灯行列が賑やか!
宿ではジェンガ対決!
翌日はいよいよ本戦です。
朝ごはんをしっかり食べて、朝8時過ぎに会場へ到着。この日も13時までは試走タイムです。あんまり沢山走ると疲れてしまうので、休みながら4本。昨日よりも更にドライで滑る感じがあり、ちょっと心配でした。後半のゲレンデは逆に滑りにくくなっていて、ここはちょっと安心。(でも1回転びました)
スポーツマッサージブースもあって、四十肩をケアしてもらいました。助かった!
スタート前に翼を授かります。
本戦のスタートタイムは各選手に割り当てられているので、余裕を持って山頂まで上がります。本日もXCバイククラスからスタート。前日のタイムドセッションに参加できなかった選手が1番手で、暁子が2番手、店長林3番手出走です!
暁子、スタートして最初のいくつかのコーナーは緊張して失敗。かなり失速してしまい、却って落ち着きました。その後は前日教わったことを思い出しながらとにかく集中!前日より速く走れた気はしませんでしたが、20秒以上縮められました。店長林も8秒縮めて無事ゴール。順位はともかく、満足です。
暫定TOPの選手は「ホットシート」に座れます。
後からスタートのライダーにタイムを更新されると、どんどん入れ替わっていきます。
スポーツクラスは北海道のライダーが大活躍!若手の北村選手、藤井選手が1,2フィニッシュ!
エリート女子は北海道の渡邉選手が優勝!
PROクラスはスーパータイムが続々出て、応援も盛り上がりました。
最後に表彰式と集合写真撮影をして、おひらきとなりました。初めて参加した大会ですが、道内のレースとはまた違う雰囲気が新鮮で、道外の速いライダーの走りを見ることも出来て楽しめました。ダウンヒルバイクを持っていないと中々レースに参加する機会はありませんが、XCバイククラスがあるとハードルが少し下がりますね。(コースは難しいので、常設のヒラフDHコースできちんと練習しておくことが前提ですが)
良い経験ができました!