グランヒラフから車で移動して、「旭ヶ丘スキー場」にきました。
(北海道虻田郡倶知安町倶知
こちらでは倶知安町と倶知安観光協会の事業でMTB用の「フロートレイル」を造成中です。
バックホーが2台入って、暑い中、急ピッチで作業が進められております。
今回、コースの一部を走らせていただきました。
「非常に滑らかな表面」「斜度があるところが限られている」という特性がのこのコースは、子供からトップライダーまで、同時に楽しめるコースです。
バイクも前後サスペンションでなくても楽しめます。
私のレメディもヒラフで聞こえていた「バシュンバシュン」となりません。
ブレーキもディスクブレーキであれば大丈夫な斜度です。
岩場で頼もしく思ったDH用のタイヤはここでは不必要です。(重たいから)
では、簡単で物足りないかというと違います。
下るだけなら少しの練習で可能になるこのコース、それだけでも楽しいです!
そして上手にバイクコントロールを出来るようになると縦の動きが行なえて、もっと楽しく格好良く走れます。
スキー遊びに似ていると思います。
そんなコースの秘密は「作りこみ」、MTBの動きを知っている人が、どういうコースだと楽しいと感じるかを徹底的に考えて、そのイメージを実現する為の作業を行なったからできたコースです。
重機も入ってワイルドな土木のイメージが先行しますが、手作業での圧縮や微調整が、走る人の楽しさにつながっています。
造成前の部分も見せてもらいましたが、「走れない」と思う方が殆どでないでしょうか。
ゲレンデ上部、コーススタート地点までの人とバイクの移動(搬送)方法など、造成以外の課題もありますが、MTBの楽しさをより多くの方に体感していただけるコースになるでしょう。