TREK WORLD 2017 JAPAN に8月8日から参加してきましたので、その報告をいたします。

哲  今年で6回目の京都での開催になったけど、相変わらず暑かったね。

暁子 暑さと冷房の温度差で体調が不安だったけど、大きな会場の派手なイベントなのでテンション上げて頑張りました。

今年も猛暑の京都

今年も猛暑の京都

哲  京都国際会館に着いて、まず大ホールでのトレックジャパン田村代表の挨拶、その後商品や経営に関するプレゼンが続きました。

ISO COREハンドルバーの解説中。

ISO COREハンドルバーの解説中。

 

アクセサリー類も新商品が色々発表されています。

アクセサリー類も新商品が色々発表されています。

 

暁子 去年は山本幸平さんがゲストで来ていたけど、今年はモンサンタンWCからのオリンピック参戦でもちろんいませんでした。オリンピック最終日8月22日は男子クロスカントリー決勝です!応援しますよ!

 

哲  トレックUS本社より、Madoneを代表するエアロ(空力)分野の開発解析チーム責任者である鈴木未央(すずきみお)さんが行なったプレゼンが面白かった。

今年はスペシャリストとしてだけでなく、オフィスを共にする他の開発チームのスタッフに彼女自身がインタビューした動画を交えたスライドでした。

暁子 カンチェラーラのNEW Domaneのスライダー位置とか、興味津々でした。

哲  さて、3時間ほどの大ホールの後、いよいよ展示会場に入ります。

   入口の造作と、ヒストリー・トンネルがかっこよかった!

展示会場入口。トレック創業時のイメージ。

展示会場入口。トレック創業時のイメージ。

暁子 トレックは今年で40周年でした。トレックの歴史が入口に並んでいましたよ!IMG_8907IMG_8908IMG_8909IMG_8910IMG_8911IMG_8912
哲  ヒストリー・トンネルを抜けると、広い空間に最新バイクが余裕を持って並んでいます。
   注目は先日モデルチェンジしたDomane、そして、フルサスペンションのMTB群。

最新モデルがずらり展示!

最新モデルがずらり展示!

暁子 屋外の試乗ブースではDomaneALRも乗れました。

 

哲  今までのDomane2シリーズは試乗できなかったからALRが沢山用意されていたのはよかったね。

DOMANEシリーズの試乗車が沢山!

DOMANEシリーズの試乗車が沢山!

暁子 ところで、MTBの試乗車が無し、ゼロ、ナッシング、残念。

 

哲  年々少なくなっていたけど、まさかゼロとは思わなかった、特に今年は歴史あるモデルがフルモデルチェンジしたタイミングだったから期待していたんだけど、グローバルな大会で活躍するアサートン(達)もセメナックも、そして地元日本、山本幸平の影も説明もないのはいかがなものかなと。

 

暁子 レッドブルガールは来ていたのに!

 

哲  関係ないでしょ、僕、グレープ味の翼授かったけど・・・。

ぶどうの味がする翼。

ぶどうの味がする翼。

暁子 2日目の午前中に試乗しましたね。暑さ回避対策で午前中にして良かった。午後は暑かった…。

DOMANE乗り比べ。

DOMANE乗り比べ。これはSLのDISCモデル。

DOMANE ALR DISCモデル

DOMANE ALR DISCモデル

哲  二人でDomaneを乗り比べていたんだけど、ALR良かったよね。

 

暁子 すごくよかった、アルミフレームで重量では不利な28cタイヤだけど不思議に重さを感じず、登りも車体重量によるデメリットを感じなかった。

 

哲  30分くらいの試乗で、走りなれていないコース、暑さ、バイクセッティング、色々な要素があるけど自信を持ってお勧めできる車体とタイヤサイズだね。
ヒルクライムでタイム計則をするとSLとALRで差が出ると思うけど、ALRも気持ちよく走れるのは後ISO-SPEEDの効果だね。

 

暁子 ISO-SPEEDのおかげで、カーボンフレーム的なマイルドな乗り味になりますね。 最上級モデルのDomaneSLRは先月二人で600Km程度テストしたので、その報告も後ほど。
哲 そして、今回初めてちゃんと乗ったのがディスクブレーキロードです。

 

暁子 ロードのディスクブレーキには懐疑的だったんですが、すごいよかったです。

 

哲 どの部分が?

 

暁子 ブラケットの握りの部分が長めなのでしっかり握れる、そしてブラケットポジションからのブレーキタッチが軽くかけやすかった。一方下ハンからのブレーキが強力に効くので、上手く使えるよう練習しないといけません。

 

哲  ブラケットポジションからの軽さはブレーキレバーの支点の位置がスラムやカンパのように上方に移ったからだね。 下ハンからのブレーキは、オフロードでMTBを乗っている人なら違和感ないくらいだけど、あまり効かないキャリパーブレーキをONかOFFかみたいに使っていた人は、指の制御を丁寧に練習して欲しいです。
しっかり握れて、ブラケットからのブレーキタッチは素晴らしく軽いです。

しっかり握れて、ブラケットからのブレーキタッチは素晴らしく軽いです。

暁子 オンロードはサドルに座った状態でブレーキできるので、オフロードよりは簡単だけど練習はしてほしい。

 

哲  後はメンテナンスかかる時間(お金)が高くなるので、自分の使い方とコストのバランスの検討が必要です。
   MTBで山を走っていると、コストがかかるからVブレーキに戻そうというライダーはまずいませんが、舗装だとどうなんでしょう。

 

暁子 メリット・デメリットの天秤ですね。ちなみに、試乗の際に女性用サドル「AJNA」も試してみました!

気になっていたのです。

気になっていたのです。

暁子 私は現在セラSMPの「FORMA」を愛用していますが、座面がフラットなサドルの中ではすごくよい感触でした!深い前傾でも痛くなりにくいです。座面がフラットだと、お尻位置の前後スライドもしやすいので良いですね。女性用ですが、店長林が乗っても好感触だったようです。

哲  さて、試乗はできなかったけど、MTB新作は興奮した!
   FuelEX29、Remedy、Slash29!!
   Slash29が展示してあるとは思わなかったので驚いた。

 

暁子 29erファンなので、アジアマーケットにFuelEX29が復活したのは嬉しいです。
   Slash29は是非ヒラフで乗りたい!

 

哲  FuelEX29は復活&全く新しくなっている、ブースト規格と長めのリーチ、外見では直線的なダウンチューブ、これを実現させる為ハンドルストッパー機構ノックブロックが搭載されています。
   どうなっているかバラバラにしてみましたよ、戻してきましたよ。

展示車分解中!

展示車分解中!

暁子 じつは、一番長くいたブースが、フルサスペンションMTBでした、Domaneは先月から入荷・納車が始まっていたので、展示会場で初めて見たバイクは殆どMTBだったんです。

 

哲  一休みのときになんとなくいたね、展示車を台から外してもらったりね。

展示台からはずしてもらって、またがってみたりしてます。

展示台からはずしてもらって、またがってみたりしてます。

暁子 イヤーモデル制ではなくなったので、一年を通じて新しいバイクやマイナーチェンジが行なわれますので、この展示会のタイミングで初見のモデルは以前より減りましたね。

 

哲  札幌、北海道の皆さんには9月19日(月・祝)予定のホワイトラインバイシクル主催「SDT石狩」で、一部になりますが新型バイクを試乗していただける予定です。

 

暁子 堂城賢さんも参加予定、詳細打合せ中です!