昨日の朝は一気に大量の降雪があり、朝の通勤で難儀しました。
なので、帰りはTREKのFATBIKE、「FARLEY8」で帰ることに。

実は、スタッフ暁子はFARLEY8で雪の上をちゃんと走るのが初めてでした。2月のスノーデュアスロンでFATBIKEの走破性は実感していましたが、どこまでの深雪を走れるのか、標準タイヤで氷の上は大丈夫かなど不安もいっぱい。
タイヤの空気圧も手探りですが、今回は前後とも0.4BARに設定。

帰りの時間になっても除雪が追いついていない道が多く、細い獣道をたどって走る感じでした。雪が全然締まっていないので、普段使っているスパイクMTB(FUEL EX9.0 タイヤはICE SPIKER PRO)では前輪を取られたり、前輪が埋まってしまい走破しきれず足をついてしまう様な路面状況。

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FARLEY8で走り始めてすぐに、その雪上走破性に感激しました!
前職から冬場の通勤は十数年継続していますので、通常のスパイクタイヤの太さで走りきれない路面は大体わかるのですが、FARLEY8はそんな路面も何事もなく走り抜けてくれます。

一番面白かったのが、前輪の浮き方。普通のスパイクでは刺さりこんでいくところが、ふんわりと浮き上がってふわふわと乗り越えていく感蝕が本当に面白いです。

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この路面状況…。雪も重くなっていて、通常の太さのタイヤでは走行が難しいのですが、
FARLEY8はしっかり乗り越えていってくれました。

今朝の通勤では、だいぶ除雪が進んで走りやすくなっていましたが、路面があまり締まっていないのでやはりFARLEYの優位性を感じました。

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昨日と今朝の路面は、通常のスパイクMTBで走破できない深雪ということで実にFATBIKE向きでした。
でも、もっと路面がパンパンに締まって凍りついている状況でしたら、やっぱりスパイクタイヤのMTBでバリバリと走るのが気持ちいいと思いますし、色々な状況で最適な機材をチョイス出来ると一番楽しいですね。

とは言っても、状況別に何台も自転車を増やすのは難しいですから、「持っている機材で乗れる範囲を走る」のが良いと思います。冬は天候、気温、路面すべてシビアですから、状況によっては「乗らない勇気」も必要ですね。

 

※「FARLEY8」、「FARLEY6」は限定発売で、既に完売いたしました。