・準備は?(の続き)
持参したバイクは「2015Remedy9.8 27.5」と「2012Trek Superfly 100 Elite29」です。
私は他にハードテールのmarlin29も直ぐに乗れるようなっていますが、初めてのトレイルでシャトルを利用するコースもあるということでこちらを選択、暁子さんのSuperfly 100はXCレースからDHレースまでを一台でこなしている100mmストロークのフルカーボンバイクです。
他、ハードテールバイクprocaliberを選択したメンバーもいて、行く前から何が良いんだろうねとの話も盛り上がっていたのですが、ロトルアのトレイルに通ってわかったのが「何でも走っている」ということ。
あえて言うのであれば、「一緒に走りたい人と器材を合わせたほうが良い」ことでしょう。
選択したバイクによって、最高に楽しいポイントが変わってくるので、何人かで集まっても無理をせず我慢をせず、走行中は一人で走っている感じが良いのかなと思っています。
バイクはプラスチック製ダンボールのバイクポーターに入れました。同行ライダーがEVOCで、格好良くて梱包も手早く出来て、羨ましかったです。
行きは店から関空までバイクを宅配しました。 というのは往路は千歳-伊丹 (地上移動) 関空-オークランドだったため、伊丹から関空のハンドリングに不安があったからです。
(復路はオークランド-成田-千歳)

※ここから書き手が、店長林よりスタッフ暁子にバトンタッチされました!※

さて1日目(1/1)。
午後の便で新千歳~伊丹へ飛び、伊丹からリムジンバスで関空へ移動。 あらかじめ送っておいたバイクを受け取り、NZエアへチェックイン!

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預入荷物の重さ制限は23kg。多少オーバーした部分を大目に見てくれるかは、航空会社によってかなり差がありますが、NZエアは結構厳しく、暁子ギリギリ、店長林、超過料金でした。1万6千円位。国際線は液体の持ち込みも厳しいので事前にしっかり調べて準備が必要です。
出国後、軽く腹ごしらえをしてから搭乗。今回はオプションでエコノミースカイカウチを取りました。初体験です。 横一列3席をキープでき、フットレストが水平まであげられる為、フラットな空間が生まれます。2人とも身長があるので、そんなに広々でもなかったのですが、座りっぱなしよりは楽でした。人数によって追加料金が変動しますが、2人で片道4万円のアップチャージ。高いと見るか、安いと見るか。

スカイカウチ用の専用シートベルト

スカイカウチ用の専用シートベルト

NZエアの機内安全ビデオは噂には聞いていましたがものすごく作りこんでいて秀逸。つい見入ってしまいます。今回は「夏のノースランドを満喫」編でした。

離陸して少したつと夕食の時間です。NZ産ワインを楽しみにしていました!

ソービニョンブランをつかったこのワインがおいしかったです。

ソービニョンブランをつかったこのワインがおいしかったです。

食事もおいしかったです。2種類から選べるので、2人で違うものを頼んで味見させてもらいました。

暁子選択

暁子選択

店長林選択

店長林選択

フライトは10時間ちょっと。モニターでは色んな映画やドラマが数多く見られるようになっており、林と暁子、巷で話題の「君の名は。」をここで見ました。
少し眠ったら、朝食の時間です。朝はワインは我慢して、コーヒーにしました。

暁子選択

暁子選択

店長林選択

店長林選択

10時間は長いようで短く、NZの島が見えてきました。

こんなに飛んだんです。

こんなに飛んだんです。

天気は残念ながらあまり良くなく、雨がパラパラ。

到着!

到着!

到着したのは1/2の昼前ぐらい。 飛行機が混んでいたのか、入国審査と検疫に長蛇の列。かなり時間がかかりました。
入国審査はあっさりでしたが(NZ初めて?としか聞かれませんでした)、NZの検疫は厳しいです。
食べ物の持込はもちろん、MTB持参だったため、土がついていないか厳しくチェックされますが、しっかり洗っていったので、こちらもOK!

オークランド空港からロトルアへの移動は、レンタカーにしました。

荷物が多いのを見て、ハイエースで迎えに来てくれたレンタカー屋さん

荷物が多いのを見て、ハイエースで迎えに来てくれたレンタカー屋さん

FORDのトラックRANGERを借り、荷台にバイクのケースを4台分押し込みます。

ぎゅうぎゅう。えいえい。

ぎゅうぎゅう。

雨のぱらつく中を、ロトルアに向けいざ出発! 100kmほど行ったところのAUTOBAHN CAFEで軽食の休憩をとりました。
パンとミルクコーヒー(フラットホワイトと呼びます)、ネオンカラーのスポーツドリンクを購入。
物価は、ものによりますが安くはない感触です。

パンは温めてくれ、おいしかった。ネオンカラーのドリンクにちょっとびっくりしましたが、どこでも売っていて、旅の間中お世話になりました。

パンは温めてくれ、おいしかった。ネオンカラーのドリンクにちょっとびっくりしましたが、どこでも売っていて、旅の間中お世話になりました。

ロトルアまでの道のりは、ほとんど牧場ばかりで、路肩には轢かれてしまったらしい小さな動物の死骸がかなりの頻度で転がっています。NZといえば羊のイメージですが、実際には牛ばかり!羊はほとんどみかけませんでした。
途中でトイレタイムを取ったスーパーで軽く食料やビールの買出しも。

スーパー「カウントダウン」 あちこちにありました。

スーパー「カウントダウン」 あちこちにありました。

ロトルアが近づくと、さすが温泉街。硫黄泉のにおいが街中に漂っています。
宿はALPIN MOTEL。キッチンと温泉付きのコンドミニアム形式の宿です。

お世話になったALPIN MOTEL

お世話になったALPIN MOTEL 快適でした。

チェックインして荷物をおろし、まずはバイクの組み立て。時間は夕方5時半位。夜9時近くまで明るいので、のんびりやります。
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フタ、外れました。

フタ、外れました。

不要なトラックのフタも一旦取り外し。一休みしてから近所を軽くほんの数kmですが乗ってみました。
ちょっと走るだけで、MTBコースへの入り口がありそうだということがわかり、明日以降のライドに期待が高まります!

暗くなったので宿に戻り、夕食とビール!今回、部屋は4名で2部屋取りましたが、食事は店長林の部屋で一緒に食べました。
基本的に自炊で朝はパン食、夜はパスタ。そしてビール。

ぎっしり。

ぎっしり。

ロトルア 初日はこんな感じで終了!