2月1日の日曜日、スタッフ暁子は「札幌国際スキーマラソン」に参加してきました!
毎年出ているXCスキーの大会です。
距離は50km。国内で最も過酷なスキーマラソンとの噂もあり、走り応えは格別な大会です。

今年は年明けにいきなり風邪をひき、練習がちょっと少なめだったので当日スタート前まではかなり緊張していました。

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お守りのTOPTEN。1本でおにぎり2個分ぐらいのカロリーを注入できます。
1本はスタート前、もう1本は携帯します。
今回は携帯用に「ソフトフラスク」を使用しました。
とても柔らかく、飲み口を噛むと中身が出ます。
ぎゅっと握れるので、中身が絞りやすいです。
もう一つのお守りはグルタミンのサプリメントWGHPro。
筋肉の疲労を抑えてくれるので、頼りになります。

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妙に暖かい今年の冬。早朝でもこの気温。しかもこの日は吹雪予報でしたが、
なぜか朝の天気は穏やかで不穏な気配。
天候が読めない為、事前に板は2台仕上げておきました。
ゴール地点の札幌ドームからスタート地点までは1.2km離れています。
スタート地点まで板を置きに行く間に2台の滑りを試しましたが、朝の段階では暖かめのクロス目の板がより滑っていました。雪質はザラメ。天気も晴れ間が見えて、この後降らないのであればこちらの板で決まりなのですが、天気予報は相変わらず吹雪予報。
レーダーを見ても、西の方に強い雪雲が確認できた為、もう1台の、寒めですが抜けの良いほうを選びました。
一旦ドームまで戻り、ミニ大福4個とTOPTENを注入。昨年は時間がギリギリになってばたついたので、今年は早めにスタート地点へ移動します。

スタートまでの待ち時間、風が強くなってきてすっかり凍えましたが、スタート直後の長い登りで体温が戻りました。滑りはまあまあですが、思ったよりも深いザクザク路面で板を取られます。また、下りはガリガリに凍ったバーンになっており、下りが苦手な暁子は非常に苦労しました。下りのコーナーでは何度も転んでしまいました。周りの方、すみませんでした。

最初晴れていた天気も、途中から降ったり止んだりになり、風も強くなりました。
ホワイトアウトする瞬間もあり、風で飛んだ雪が吹きだまった箇所は、つんのめるぐらい滑らない場所も。滑りは重くなっていましたが、この天気であれば板の選択は合っていたと思います。
31.5km地点の白幡山を過ぎ、ここでTOPTENを補給。ソフトフラスクは噛むだけで飲めるので、息が上がっている時でも落ち着いて補給できました。

37~38km辺りまでくると、例年では順位が入れ替わることが少ないのですが、今年はずっと抜きつ抜かれつの展開。近年、医学部競技スキーの大学生が沢山出場していて、レベルが上がっていると感じます。普段ですと淡々と距離をつぶす感じになるのですが、今年は踏ん張り続けないといけなかったので疲れました。

41km過ぎの激登りを超え、後は下りと平地のみです。下り終えて平地セクションに出た途端、ものすごい向かい風に見舞われました。
過去にないぐらいの強風と地吹雪、残り4kmが果てしなく感じましたが、最後の踏ん張りです。ゴール前の直線も向かい風。ゴールした瞬間は本当に嬉しかったです!

ゴール後は給食のパンと豚汁を受け取り、麦汁を購入。

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結果は女子の9位でした。何とか10位以内の目標を達成できました。

昨年より順位は落としましたが、体力限界の走りは出来たと思います!
2月下旬に湧別85kmの大会もあるので、そちらも無事完走できるよう頑張ります。